気になる内臓脂肪
blogfea1

内臓脂肪は、肝臓などの周りにべったりと脂肪がついているようなイメージがありますが、実際は大網(たいもう)脂肪や腸間膜(ちょうかんまく)脂肪と呼ばれる、胃や腸の周りにある脂肪がその代表です。
内臓脂肪は、皮下脂肪に比べて一個あたりの脂肪細胞のサイズが小さく、代謝活性は高くなります。これは、内臓脂肪が胃や腸と直結しているために、門脈(もんみゃく)という太い静脈を通じて肝臓に糖分や遊離脂肪酸などのエネルギーを送ることができ、エネルギーの出し入れがしやすいからです。そのため、内臓脂肪は食べ過ぎるとすぐに増え、食事制限をすると内臓脂肪から減ってきます。預金に例えると、内臓脂肪=普通預金、皮下脂肪=定期預金ということになりますね。
この内臓脂肪は、さまざまなアディポカイン(脂肪細胞から産生・分泌される生理活性物質の総称)を分泌していますが、食べ過ぎで脂肪細胞が大きくなると、このアディポカインの分泌異常が生じ、血糖や脂質の異常をきたします。
一方、皮下脂肪は、外部からの圧力に対するクッション、また寒さ対策の役割を担っています。ただし、皮下脂肪が異常に増えると見た目だけでなく、膝や腰など整形外科的疾患のリスクが高まります。
ちなみに、女性は皮下脂肪が多く、男性は内臓脂肪がつきやすいことがわかっています。ただし、更年期以降は女性も内臓脂肪がつきやすくなるので注意が必要です。

Related Posts