夏でもクール
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近年、平熱が36度を下回る低体温児が増えています。
ある小学校の調査では、低体温の児童が半数を超えているという結果も。
これは何も生まれつきのものだけでなく、生活環境にも原因があります。例えば夏も冬も室温を保つエアコンの常用、日々の運動量の減少、体温の下がる朝に食事をとらない習慣などなど。低い体温は、疲労感や立ちくらみ、自律神経機能・思考力の低下などにつながるとされています。部屋の温度はボタンひとつで調節できても体温調節はうまくできずにボーっとしている、というわけです。

燦々と降り注ぐ太陽の光には、体内時計のリズムを整え、体温を上げる効果があるのです。朝起きてすぐに浴びる光は、体を温めてすっきりと目覚めさせてくれますよ。またできるだけ汗をかくことも大切です。思いきり体を動かして体温を上げ、汗をかいて体温を下げる。このくり返しが体温調節機能を鍛える秘訣。もちろん夜ふかしや朝食ぬき、エアコンをつけっぱなしての睡眠などは禁物です。体温は、健やかな暮らしのバロメーター。