中性脂肪には体内にエネルギーを貯蔵する役割があり、必要となった際に分解されてエネルギー源となります。基準値は空腹時の測定で30〜149mg/dlとされており、150mg/dl以上の場合は高トリグリセライド血症とされ、HDLコレステロールなどのそのほかの血中脂質の数値にも悪影響を与えます。進行すると動脈硬化となり血管が詰まりやすくなって心筋梗塞や脳梗塞などさまざまな病気を引き起こしやすくなります。
一般的に中性脂肪は高い場合ばかりが注目されがちですが、基準値よりも低い場合も低栄養などの健康リスクがあるため、注意が必要です。
中性脂肪とは?